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心という難問 空間・身体・意味
本, 野矢 茂樹
によって 野矢 茂樹
4.5 5つ星のうち 9 人の読者
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内容紹介 私が見たり聞いたりしているこれは、本当に世界そのものなのだろうか。かつては誰も見通すことができなかった、知覚し感覚するという経験を解き明かす、思考のドキュメント。著者は、こうして、ついに世界と心ある他者に出会えた!哲学には、いくつか、根本的な大問題があります。たとえば、他我問題。他者は本当に存在するのだろうか。すべては、私の脳に映し出された像にすぎないのではないか。そんなことはない、といいたいところですが、歴史的に、さまざまに論じられながら、解決したとは言えません。すべては、あなたの脳の中に映じていることだ、という主張に対して、結局、有力な反論はだせないのです。あるいは、あなたは、他人の痛みを感じることができるでしょうか。他人が腹痛を訴えているとして、その痛みが本当にあるのか、あなたにはついにわからないのではないか。これまた、哲学史上の有名な難問です。目の前にリンゴがある。あなたがそれを知覚しているから、あると言える。哲学史上有名なジョージ・バークリの名言によれば、「存在するとは知覚されることである」。とすれば、リンゴのある部屋から誰もいなくなれば、リンゴは存在しなくなる。そんバカな、といっても、論理的に反論するのは、きわめて難しい。このような哲学の難問にたいして、著者は、まっこうから、いや、リンゴはあるんだ 、という哲学的立場を確立しようとします。素朴実在論という立場です。古来重ねられてきた哲学的議論をふまえつつ、さまざまな反論にさらされてきた「素朴実在論」を、周到かつ明解な議論でうちたてる、著者渾身の代表作です。好評を博した快著『哲学な日々』の理論編ともいえる力作。 内容(「BOOK」データベースより) 私が見たり聞いたりしているこれは、本当に世界そのものなのだろうか。かつては誰も見通すことができなかった、知覚し感覚するという経験を解き明かす、思考のドキュメント。ついに、世界と心ある他者に出会えた。哲学はここまで来た!眺望論の完成、そして相貌論の一歩先へ。 商品の説明をすべて表示する
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以下は、心という難問 空間・身体・意味に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
私は哲学の専門家ではないし、きわめて不勉強な一読者にすぎないので、以下の感想に誤解や曲解、ひとりよがりな感慨などが含まれているかもしれないことを、あらかじめお詫びしておく。本書は、これまでウィトゲンシュタインを始めとする多くの哲学者を悩ませてきた「自分」と「他者」の区別、そして両者の間のコミュニケーションの問題に対して、一つの解答を与えようとしたものである。そして、「眺望」「相貌」という概念を使うことによって、この問題に大きな前進をもたらしたと言ってよい内容の書物が完成した。私は当初、まるで推理小説を読むかのように知的興奮を覚えながら本書を読み進め、そして最後の一節にたどり着いたとき、何か救われたような気持になって、目がうるんでくるのを禁じ得なかった。この書物は、無論哲学の研究書として優れたものであるのだろうが、それ以上にこれまでの著者の研究の集大成として、人間に対する著者の限りなく優しいまなざし、人生に対する慈しみの気持ちが行間に溢れている。いわば、哲学書の形をとった人生のバイブルのような書なのである。おそらく私はこの書物を、今後の人生においてことあるごとに読み返し、そのたびに希望と生きる意欲を与えられることだろう。野矢先生、本当に素晴らしい本を世に出してくださって、有り難うございます。
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